「COALSACK」(石炭袋)76号 2013年8月30日
定価:1,080円(送料込)
COAL SACK(石炭袋)76号目次
扉詩 洲史 言葉
詩 丁章 憎悪の口/喫茶去
根本昌幸 帰還断念/望郷詩
有馬敲 ほら吹き将軍 そのⅪ そのⅫ そのⅩⅢ そのⅩⅣ
崔龍源 場所/空の湖あるいは海のような空
関中子 お早う/家族
中村花木 警報音
中原かな モーニングコーヒー
橋爪さち子 えほん
奥主榮 女の首
山佐木進 祈り
山本聖子 春の直角
中林経城 反照
北原亜稀人 もう、聞こえない/ここに、在る/解決
福山重博 骨/鴉たち/カーブミラー/影
一笑圓太郎 セールスマンの唄/連続印殺事件
植田文隆 ないんだね/傷ついても/もう/消えていった/いいのにね
平井達也 七月のしり取り
村永美和子 貝殻のおと
東梅洋子 うねり3年目に
青木みつお 仮設住宅/飯舘から
みうらひろこ 帰れない/踏み切り/小さなリュック
榊原敬子 農薬が雨のように
速水晃 ぼくの戦場/隣の国で/出征兵士/一冊の
木島章 夏木立
酒井力 宙のまなざし
若宮明彦 朝陽のようにさわやかに
詩論 高橋郁男 詩のオデュッセイア―ギルガメシュからディランまで、
時に磨かれた古今東西の詩句・四千年の旅
詩人論 宮川達二 小熊秀雄研究 第八回 芸術家群像
奥主榮 有馬敲研究「未踏の沃土」第七回 ことばをあずかるもの
尾崎寿一郎 ランボーをめぐる諸説(3 中原中也のランボー
ランボーをめぐる諸説(4)西条八十のランボー
詩 下村和子 私の海/新しい円
平原比呂子 あーちゃん ―思い出の―
淺山泰美 神迎え
宮川達二 月と木星とキース
井上優 エターナル・オーガスト(佐相憲一氏の詩集を読んで)/お当番
鳥巣郁美 彫像
石村柳三 《足の眼》の風景
松尾静子 ラファエロ前派
ダンテ・ガブリエル・ロセッティ 赤毛のリジー その一
船曳秀隆 煌魚の遺書/水晶栗鼠
勝嶋啓太 四丁目の角に かいじゅうが立っていた/四丁目の角に かいじゅうが立っていた(続き)
/56%宇宙人
市川紀久子 鳥とともに/新緑につつまれて
坂本梧朗 ブッダについて/もうひとつの日本
山口修 未来の裁きでなく
青柳晶子 春宵
田中作子 イソップ物語
貝塚津音魚 ますます薄くなるテレビ/没するクマ
こまつかん 響き/ツバメのヒナの死
結城文 だって もう
山崎夏代 やじろべえ
豊福みどり 歩き方
杉本知政 瞥見
黒田えみ 瀬戸内海の戦乱
田島廣子 ふたりの初盆
外村文象 北の街で/男鹿半島入道崎
栗和実 浜名湖の城
皆木信昭 老い その1 杖
小詩集 秋野かよ子 『梅雨が生む』
高畑耕治 『死と愛。たきぎと、ぼたもち。(美しい国。星の王女さま)』
萩尾滋 『立ちつくす墓標』四篇
吉田博子 『そのままの姿を』五篇
連載エッセイ
貝塚津音魚 里山再生を夢見て⑧ 猟師 O氏とイノシシ/罠掛け/誘引材/イノシシ狩猟者
うおずみ千尋 盲目の日に 長崎さらうどん
下村和子 〈日本の祭り〉 夏こそ祭り
亜久津歩 母たちの詩 1/浜文子「抱きなさい 子を」
佐相憲一 横浜にて ②
エッセイ
淺山泰美 一乗寺暮らし
矢城道子 『京都 銀月アパートの桜』との出会い
山口修 ルーペン
下村和子 市中の山居
外村文象 三好達治五十回忌と偲ぶ会
金田茉莉 最高裁判所の不当判決
芳賀稔幸 福島県東白川郡鮫川村焼却施設工事問題とは?
吉田博子 なんでもない日の大騒動
中村純×奥憲太 往復書簡 ①
憲亮へ―平和のために生まれてきた私たちの息子へ―
小説 黄英治 前夜
日英詩 マイケル・シャワティ ザルに入れた蜜
尾内達也 青いクルマを数える
日英語連詩 ロミー・リー/尾内達也
翻訳詩 チャールズ・ブコウスキーの詩集より《ブコウスキーを楽しむ②》 中島登訳
ラファエル・ジーザス・ゴンザレズ 郡山直訳 もし私たちが発言しないのなら
金演福 郡山直訳 一番早い頃の少年時代の柿の木の陰で
佐相憲一 英訳 マイケル・シャワティ 波止場
高炯烈詩集『ガラス体を貫通する』連載第一回 権宅明訳・佐川亜紀監修
韓国講演 二〇一三・八・二四
鈴木比佐雄 「原故郷」を創り出すためには、どのような精神が必要か。
―アジア詩人大会・韓国・蔚山での講演
中村純 「東海を越えて―日出づる処の国から、静かな朝の鮮やかな国へ
―福島原発事故後の日本の今―」
ベトナム特集
武西良和 そして、ぼくはボクサーになった ~ベトナムへの旅~
鈴木比佐雄 ベトナム・千年の歴史と 日本人の友情を詩集に宿して
グエン・クアン・ティウ 翻訳・清水政明 ある寝たきり老人の部屋の中で
思想研究
石村柳三 石橋湛山の絺章絵句に関する小考
解説 佐相憲一 畑中暁来雄詩集『資本主義万歳』 新時代の風刺精神と詩情
書評 照内きよみ 『畠山義郎全詩集』
皆木信昭 『畠山義郎全詩集』
外岡秀俊 高橋郁男著『渚と修羅―震災・原発・賢治』
川端久雄 高橋郁男著『渚と修羅―震災・原発・賢治』
石村柳三 高橋郁男著『渚と修羅―震災・原発・賢治』
前田新 『大塚史朗詩選集一八五篇』
山岡和範 『大塚史朗詩選集一八五篇』
外村文象 『岸本嘉名男 詩選集一三〇篇』
北原亜稀人 『岸本嘉名男 詩選集一三〇篇』
瀬崎祐 武西良和詩集『岬』
三井喬子 武西良和詩集『岬』
高畑耕治 木島章詩集『点描画』
洲史 木島章詩集『点描画』
速水晃 うおずみ千尋詩集『白詰草序奏』
木戸多美子 うおずみ千尋詩集『白詰草序奏』
根本昌幸 東梅洋子詩集 連結詩『うねり』
中原かな 畑中暁来雄詩集『資本主義万歳』
築山多門 畑中暁来雄詩集『資本主義万歳』
中村花木 田島廣子詩集『くらしと命』
熊井三郎 田島廣子詩集『くらしと命』
横田英子 志田静枝詩集『踊り子の花たち』
井上庚 志田静枝詩集『踊り子の花たち』
木塚康成 中村真生子詩集『なんでもない午後に』
芳賀稔幸 森咲尚輝・小説『ことばの国のひみつ』
小園優子 金田茉莉著『終わりなき悲しみ』
加藤宣子 金田茉莉著『終わりなき悲しみ』
白糸雅樹 宮﨑睦子歌集『紅椿』
池袋モンパルナス 小熊秀雄 長長忌(ぢゃんぢゃんき) 2013 ご案内
『ベトナム独立・自由・鎮魂詩集175篇』『グエン・ティ・ビン女史回顧録 家族、仲間、そして祖国』
出版記念会のご案内書
詩 亜久津歩 白日と水中花/揮発しない水/殻/佇む標/永遠の短夜/孵る
佐相憲一 青
鈴木比佐雄 ロンビエン橋を守る人びと/街角でお茶を飲む人
〈執筆者住所一覧〉
編集後記 亜久津歩
佐相憲一
鈴木比佐雄
アンソロジー詩集『水・空気・食物詩集350篇』公募趣意書
「年間購読会員」のお願いと原稿募集